2010年11月12日

板倉雄一郎 社長失格の幸福論


先日こちらで触れた元ハイパーネット社長

板倉雄一郎氏の著作「社長失格の幸福論」を読みました。

なんといってもまっさきにぐっさりささってくるのが「目次」。

とにかく「重い」。

言葉がとても重い。

支えきれないほど、すぐには咀嚼しきれないほど重い。

会社が37億、自身が26億の負債を抱えて自己破産したことに

対する罪の意識の重さ、心の傷の深さがずっしりつたわってくる。


「人は、所有を追い求めて選択の幅を失い、所有することに

よって自由を失う。」


「人は自由を求める。自由ほど人を苦しめるものはない。

それを追いかけていても、手に入れることができても。」


「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ。

そして人はすべて愚者である」


「累々と屍を築く強気より、早期の撤退という勇気。」


「今」にしがみつけば、「今」を楽しむことはできない。


「実態以上に自分を高く売るな。

そのしわ寄せは自分に返ってくる」


「そこにかかわる人間が幸福になれないなら、

企業の価値は全くない」


「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し。

急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし」


「他人はだませても、自分はだませない」


「始まりは終わりであり、終わりは、常に始まりである」


この目次を見たときにいったいどんな話の展開があるのかな、

とかなり期待をしてました・・・・・。


が、内容を読むとなんとも少しどころか拍子抜けというか

なんというか・・・・。


彼自身が抱えたこころの傷とか罪悪感とかは話の中のいろいろな

ところで、強く伝わってくるのですが、

しばらく廃人みたいな生活を送った後、本を書いて講演を

やるようになって、徐々に生活を立て直してはいくんだけれど、

彼がはまるのは夜のパーティーと女遊び。

GMOの熊谷氏や光通信の重田氏が実名で出てくるんだけれど、

なにって特別なことが起こるわけでもなく、仕掛けるわけでも

なく・・・・。

彼の飯の種といえば、他人に迷惑をかけた話をネタに講演を

したりテレビに出たり・・・・・

で結局なんもないまま彼の近所の海老川で、

彼の「幸福論」が述べられて終わり・・・・・

会社をつぶしてから5年以上もたっているのに、

なにもこれといった「行動」もなく締められてしまっているので、

この人は本当にこれでいいと思っているのだろうか?

という疑問が少し残りました。

そうはいっても、彼の経験というのはなかなか珍しいもので

あって、特に失敗してからの非常につらく厳しい心境のあたりは

読む価値はあったと思います。

アマゾンの感想も概ね好意的なものが多いみたいなんで、評価

としてはそれなりに妥当かな、と。









posted by zau94930 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 板倉雄一郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日

この時が一番幸せでした(板倉裕一郎さん)


ハイパーネットの倒産と自己破産を描いた「社長失格」著者

このプロフィールでピンと来る方も結構いるかも

しれません。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「倒産して金がない、仕事がない、車もない、彼女もいない、

予定もない、あるのは健康な体と犬と釣り道具だけ。

この時が一番幸せでした。」


それは、「所有は幻想である」ということに、気が付いたから。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

詳細は下記のブログで、

http://ameblo.jp/100storyproject/theme-10026024518.html

私はとりあえずこの人の本を読んでみようと思います。


posted by zau94930 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 板倉雄一郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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